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2021年6月27日

渋谷おとなりサンデー 2021年6月7日レポート<前編>

オンライン上に、常連さん・ご新規さんが大集合!

2021年6月6日、今年で5回目の開催となる「渋谷おとなりサンデー」が開催されました。

「渋谷おとなりサンデー」は、フランス・パリの「隣人祭り」がヒントになって取り組みがスタートしました。
高齢者の孤独死をきっかけに、アパートの住人たちが隣人同士のつながりを持とうと、持ち寄りパーティーを始めました。そこから、アパート内に挨拶が生まれ、日常的な交流へと繋がり、さらにヨーロッパ中に広まる一大ムーブメントへ発展。

渋谷では、区を上げて2017年に同様の取り組みがスタート。渋谷区民や渋谷で働く人、遊びにくる人々が自分たちの手で「交流のきっかけ」となるようなイベントや企画を実施し、地域の顔が見える関係づくりに毎年取り組んでいます。

(渋谷おとなりサンデー前日、2021年6月5日の渋谷の様子)

例年だと、「渋谷おとなりサンデーの日(毎年6月第一日曜日)」には渋谷の随所で賑やかにイベントが行われていますが、今年は、昨年に引き続きオンライン環境下でのみの実施となりました。

コロナ禍だからこそ、より一層意味を持ちそうな、ご近所同士の繋がりづくり。
さて、今年はどんな様子だったのでしょうか?

今年は、「渋谷のラジオ」と「ZOOM」を中心としたオンラインミックス企画が開催された他、YouTubeを通したビデオメッセージの配信も。

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●【渋谷おとなりサンデー2021】ビデオメッセージ
長谷部健渋谷区長からのメッセージと、斎藤渋谷区議会議長、小林渋谷区町会連合会長を交えたトーク。(ビデオメッセージは、こちら

●隣人まつり in Australia 主催者インタビュー
オーストラリア「隣人まつり」代表のNick Tebby 氏より。(詳しくは、こちら
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第2回からレポートを担当させていただいてる筆者ですが、今年も「おとなりサンデー」をハシゴしてきました!

9:00【渋谷のラジオ】第一部:開会宣言

今年のおとなりサンデーの幕開けは、「渋谷のラジオ」から。
長谷部健氏(渋谷区区長)、斎藤竜一氏(渋谷区議会議長)、小林三雄氏(渋谷区町会連合会長)が集い、島田亜紀恵氏の進行の元、一日がスタートしました。

長谷部区長からは、「ワクチンを、なるべく早く、たくさんの方に打っていただけるようにがんばっています!こういった苦境こそ、つながりが大切だと思います。コミュニティは渋谷区の誇り!盛り上がっていけたらと思います!」といったメッセージが。

区は、区としてやるべきことを進めてくださる。区民としても、「オンラインを、いかに有意義に、いい感じで活用するか」という努力をしたいものですね。

また、斎藤議長からは、「これからは、「おとなりサンデー(日曜限定)」と言わずに、”おとなりエブリデー”でいきましょう!」という提案があり、このキーワードは、この後のラジオ番組内で、ちょっとした流行りになっていました(笑)。

小林連合会長は、ZOOMで収録されていたラジオの、ミュート解除を度々忘れるという、お茶目な”あるある”を繰り広げながら、「渋谷区には、105の町があります。誰でも気軽に参加できるオンライン交流会で、今年も地域の輪が広がりますように!」とメッセージを。

「それでは、今年も渋谷区おとなりサンデー始まりまーす!」(by 長谷部区長)

 

9:20 【渋谷のラジオ】第二部:おとなりさんトーク

続くラジオでは、石田 みやこさん(渋谷区⻘少年対策 初台地区委員会 会⻑)、増田誠さん(広尾商店街 理事)石松宏和さん(日本経済大学 地域連携センター⻑、渋谷桜丘周辺地区まちづくり協議会広報担当 副会⻑)がゲストに。

「地域を楽しむコツ」「地域のおすすめ紹介」などのトークが繰り広げられます。
ほっこりトークの中でも、ちらほらと「地域コミュニティに参加する」ってどういうことなのかな?っと考えさせられるエピソードも。

例えば、石田さんは、渋谷のラジオの番組企画である「渋谷商店部」でもナビゲーターとして活動されていますが、この役を引き受けることで、これまで縁のなかったお店に足を運んだり、知らなかった人とお話をする中で、それらが積み重なって財産になっていることを語られてました。
縁は動き出した人にもたらされるんだなぁといったことを感じました。

また、増田さんは活動への学生参加を積極的に進めていますが、「ただ参加するだけではなく、どういう結果が出て、どういう効果があるのかを考えて行動してほしいと、学生たちに伝えていることを語られていました。
「関わる人に対する影響力」。この配慮や目線が、もう一歩、関係性を深めてくれるように感じました。

11:00 【渋谷のラジオ】スペシャルトーク 01

渋谷の街を実際に歩き、人や街の様子を感じながら取材するのとは違って、スマホのアプリで渋谷のラジオを聞き続けている、、、そんなオンラインの取材は虚しいな、という思いがなくもなかったですけれど(笑)
自宅で珈琲を淹れたりしながら、引き続き耳を傾けます!

続いてのラジオは、長谷部区長と、井上順氏によるスペシャルトーク。
井上順さんは、歌手で俳優でありながら、渋谷区名誉区民として、日々Twitterで渋谷区の”素敵情報”の発信を、意識的に取り組んでいらっしゃるとのこと。

なんと、去年始めたTwitterが、現在4万人のフォロワーがいるというから驚きです!

「フォロワーの数は気にしていないんです。“名誉区民”なんてお役をせっかく授かったのだから、自分ができることをしようと。多くの方から優しい波動を受け取りながら、毎日のように、140文字でなんて言おうか、文章や伝え方を考えたりするから、ボケ防止にもなりますよ!一番ステキなのは、140文字を介して、心の交流ができるようになること。」
…なんて、マスターだ!順さん!!(番組を聞いている中で、すっかり身近な存在になってしまい、一方的に順さんと呼ぶことをお許しください)

きっと、順さんは、ツールが何であれ、素敵なコミュニケーションを築かれるんだろうなぁということを感じました。
自分が貢献する姿勢があり、相手から受け取っているものにとても意識的で、「心の交流」を目的に置いていらっしゃる。コミュニケーションのスタート地点がそこだからこそ、「4万人」という結果に結びついているんだろうなぁ、という感想を持ちました。

Twitterはやっていないという渋谷区長ですが、渋谷区では、現在高齢者へのスマホデバイスの貸与を行い、高齢者にデジタル浸透をするための実証実験を行っているエピソードが。

いいですね!素晴らしい!デジタルの使いこなしの可否は、つまるところ、「慣れ」によるものが大きいです。操作でつまづいたときに、質問できる人がいる、サポートしてもらえる、そういう小さなことで、誰でも使えるようになります。

みんながデジタルで繋がれることの恩恵は、区政としても大きいのではないでしょうか。渋谷こそ、他の地域に先駆けて事例を作れるといいですよね!
…などとと思っていたら、長谷部区長がZOOMでのミーティングの難しさを順さんに相談する一幕も(笑)。

「最近は、喋り過ぎないように気をつけているんですよ。もっと聞き上手になった方がいいのかな?」
…オンラインでは、対面に比べて情報量が少ないですから、相手の様子が分かりづらく「どれくらい喋るのが適切か」判断が難しい場面って、ありますよね。

めちゃめちゃ共感しながら、ラジオを楽しませていただきました!