ニュース

2024年7月4日

【渋谷おとなりサンデー開催レポート4】SANDOFES 西参道 / 駒テラス西参道、駒テラス西参道公園、代々木4丁目施設(渋谷区代々木)

ささはたカフェガーデン おとなりサンデー / ささはたカフェ(渋谷区幡ヶ谷)

渋谷おとなりサンデーとは?
毎年6月第1日曜日に開催される「渋谷おとなりサンデー」は、渋谷で暮らす人・はたらく人・学ぶ人・訪れる人、みんなが知り合い、つながるまちの交流イベント。BBQからクリーン活動まで、街じゅうでさまざまな企画が開催されています!

2024年6月2日(日)に開催された、8回目となる「渋谷おとなりサンデー」。

西参道エリアの駒テラス西参道、駒テラス西参道公園、代々木4丁目施設で行われた「SANDOFES 西参道」の様子をお伝えします!

イベントの開催地となったのは、2023年6月に将棋文化と街の日常が融合する新しい施設として誕生した「駒テラス西参道」。日本将棋連盟が運営し、「観る将」の聖地を目指し、さまざまなイベントや教室、展示、映像配信など、将棋を通じた街づくりの日常を発信する施設です。

今年で3回目の開催を迎えた「SANDOFES 西参道」は、前回からこちらの「駒テラス西参道」中心に場所を変更して実施。

当日は、プロ棋士が登場し「SANDOFES 指導対局会」や「棋士と算数ゲームで対戦しよう!」など将棋関連のイベントも盛りだくさん! 駒テラス西参道スタジオでは、棋士たちが出演するラジオの公開収録も行われました。

飲食ブースや渋谷区で活動する団体によるワークショップも!

会場にはいくつものブースが並び、西参道近辺のショップも出店。イタリア料理とナチュラルワインの店「LIFE son」は、ランチボックスや焼き菓子、ナチュラルワインなどを用意。代々木公園近くに昨年オープンした紅茶専門店「icsTEA」はセイロンティーのほか、チャイや紅茶に合うオリジナルフードが人気を集めていました。

さらに、渋谷区で活動する団体によるワークショップも開催。渋谷区をホームタウンとするプロバスケットボールチーム「サンロッカーズ渋谷」が、フリースローブースを設置。プロから丁寧に教えてもらいながらフリースローに挑戦している子どもたちの姿が見られました。

そのほかレゴで遊べる「ブロック団」をはじめ多くの遊び場が出現し、当日は雨も降りましたが、高架下だったため楽しく遊べました。

「フェスの開催で、街の人たちと繋がれる」

左から代々木4丁目町会副会長の田辺浩一郎さん、駒テラス西参道コミュニティコーディネーターの木田沙耶子さん、一級建築士の須田直樹さん

地域の人たちが集まり年4回実施されるタウンミーティングを重ね、季節ごとにイベントなどを企画し考案しています。

「明治神宮の西参道という歴史の深いエリアから、これまで百年かけて先人たちが作ってきた歴史を知り、伝えながら、これからの百年が心の豊かさであふれ、持続可能であるように。そんな願いをこめて、この地域で活動する団体や住民たちで発起したイベントです」と須田さん。

代々木4丁目町会副会長の田辺さん曰く「町会ごとだと、どうしても地域を区切ってしまいますが、駒テラス西参道という施設を中心に運営チームを作ったことで、新しい風を取り入れることができました。これまでなかった発想が生み出されているのを感じます」。
ちなみにタウンミーティングは、興味があれば誰でも参加可能だとか。

「多くの人たちに自分たちの取り組みや企画を知ってほしいし、自分たちの力で街の住み心地を良くしたいと考えています。街の人たちが繋がれるイベントをこれからも検討していきたい」と、木田さん。

西参道エリアで実施される今後のイベントも今から待ち遠しい!


SANDOFES西参道実行委員会

甲州街道から明治神宮までの参道、そして土地のエネルギーを持ち帰るという「産土」という捉え方。「SANDOFES」から「循環」させていく持続可能な未来がテーマ。未来の社会が心の豊かさで溢れ、サスティナブルであるよう渋谷区で活動する団体が発起した地域フェス。

https://sandofes2024.hp.peraichi.com