2024年7月4日
【渋谷おとなりサンデー開催レポート7】おとなりサンデー企画『渋谷で3×3』produced by TOKYO DIME/TOKYO DIME(渋谷区)
渋谷おとなりサンデーとは?
毎年6月第1日曜日に開催される「渋谷おとなりサンデー」は、渋谷で暮らす人・はたらく人・学ぶ人・訪れる人、みんなが知り合い、つながるまちの交流イベント。BBQからクリーン活動まで、街じゅうでさまざまな企画が開催されています!
2024年6月2日(日)に開催された、8回目となる「渋谷おとなりサンデー」。
本記事では、勤労福祉会館で開催された「おとなりサンデー企画『渋谷で3×3』produced by TOKYO DIME」をご紹介!
渋谷をホームに活動する3人制プロバスケットボールチーム『TOKYO DIME』が小学生を対象にした3×3クリニックや体験会、交流会を開催。定員40名の枠に対して60名近くの応募があったそうでその人気が伺えます。また、誰でも見学OKのプロ選手たちによるエキシビションマッチも迫力満点で盛り上がりました。
TOKYO DIME(東京ダイム)は「渋谷から世界へ!」をスローガンとして活動する3人制バスケットボール「3×3(スリー・エックス・スリー)」のプロチーム。2014年3月に、渋谷区をホームタウンとする初のプロスポーツチームとして創立されました。現役プロバスケ選手の岡田優介さん、お笑いタレントの麒麟・田村裕さん、大西ライオンさんの3人が共同オーナーとして名を連ねています。
五輪競技にも加わった「3×3(スリー・エックス・スリー)」
3人制のバスケ「3×3」とは、国際バスケットボール連盟(FIBA)が正式なルールを設け、2007年から「正式競技種目」として世界中で拡大しているスポーツ。2020年東京オリンピックから正式種目に採用された注目の競技です。
ハーフコートで実施し、1試合10分または21点先取したチームの勝利、ボールを保持してから12秒以内に攻めきらなくてはならないなど、5人制のバスケとは違う独自のルールがあります。また、ハーフコート分のスペースさえあればどこでもプレイできるので、公園や駅前、ショッピングモールといった日常空間の中に、試合会場という非日常空間を作り出せる。見ているだけでも楽しめるエンターテインメント性の高さも魅力です。
プロ選手が直接指導! 真剣に学ぶ子どもたち
TOKYO DIMEの女子チームが指導する小学生対象の3×3クリニック・体験会は、高学年と低学年にわかれて実施。プロ選手が子どもたち一人ひとりに目を配りながら指導していました。「プロ選手たるもの、どう教えるかも重要」ということで、選手にとってもスキルアップにつながるいい機会なんだとか。
子どもたちは、プロによる実演を見て、レクチャーを受け、早速試合形式で教わったことを実践。臆することなく積極的にボールを追いかけ、イキイキとしていました。
レベルの高いエキシビジョンマッチはインパクト大!
TOKYO DIME代表・岡田優介さんの「プロ選手によるレベルの高いバスケを生で見てもらうことで、子どもたちに感動やインパクト、憧れを持ってほしい」という思いのもと、エキシビジョンマッチも開催。
小原 みなみ選手、坪内 瑠愛選手、加藤 臨選手、荒木 涼か選手、本田 奈緒子選手、髙桑 利加選手による大迫力の試合が繰り広げられました。
バスケを楽しむ我が子を見て保護者のみなさんも笑顔に
小学校5年生のお子さんが参加したという福永さんファミリー。
「最初はTOKYO DIMEも3×3も知らなかったけど、本人がバスケをやりたいということで『渋谷 バスケ』で検索し、スクールやイベントを開催していることを知り、参加しました。だんだん緊張が解けて楽しそうです」と話してくれました。
「バスケを通じてコミュニティを作ることがTOKYO DIMEの存在意義」
「渋谷区のプロスポーツチームとして11年目になりますが、渋谷区内の地域活動イベントにも積極的に参加しています。“人と人とを繋げる”というチームの活動理念は『渋谷おとなりサンデー』の趣旨にも合致していると思います。バスケットボールを通じて、試合を見に来てくれる人、応援してくれる人、スクールに通う子どもたちなど、関わってくれる人たち同士が繋がるようなチームになることを目指しています」。
TOKYO DIME
渋谷区をホームタウンとする3人制バスケットボールのプロチーム。小学生対象のスクールや体験教室を主催するほか、渋谷区内での地域活動イベントなどにも参加している。