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2024年6月27日

「おとなりサンデーin河津 親子で体験!~田植え&さつまいも苗付け~」開催レポート

渋谷区の保養施設である「河津さくらの里しぶや」を運営する渋谷サービス公社と伊豆急コミュニティーが企画した恒例のイベント「親子で体験!田植え&さつまいも苗付け」(通称:農業体験)が今年度初めておとなりサンデーの冠を付け開催されました。

このイベントは静岡県河津町にある保養施設に1泊する宿泊者限定のイベントで、令和元年から開催されている企画です。毎回応募多数のため抽選となるほどの人気イベントとなっています。今回は抽選で当選した渋谷区在住の親子12組が大集合。全体的に賑やかで活気のあるイベントになりました。

月8日(土)19:30~20:30 参加者交流会(ボッチャ大会)

今回は通常の農業体験(さつまいも苗付け・田植え)以外に、前夜には参加者交流会としてボッチャ大会を企画しました。ボッチャはパラリンピックの正式種目にも採用されているスポーツです。年齢や障がいの有無にかかわらず、誰でも楽しめるのが魅力。今回、他のご家族と交流することを目的とし、複数家族の混合チームや子どもだけのチームなど全8チームを組み、トーナメント方式で対戦しました。経験者もいれば、初めての子もいましたが、みんなで汗をかきながら、楽しく投げ合うことが出来ました。

優勝チームには河津の銘菓をプレゼント。また、最後にお子さまたちには参加賞としてお菓子の詰め合わせを配布したところ、眠そうにしていた子もニコニコになっていました。

6月9日(日)農業体験(さつまいも苗付け・田植え・餅つき)

 翌朝、農業体験当日朝は、ポツポツと宿のプール水面を見ても分かるぐらいの大粒の雨が降り心配しましたが、体験を始めるころには止んで過ごしやすい天気となりました。

 前日に交流を図っていたせいもあり、スタッフに挨拶をしてくれる家族も多く、和気あいあいとした雰囲気で進めることができました。

▲河津町 岸町長 ご挨拶

 畑近くの公民館に宿から車で移動。公民館前の駐車場で開会式をしました。開会式には、河津町の岸町長も駆けつけてご挨拶をしてくださいました。河津へ渋谷から家族が来ることをとても喜んでくれています。

 

まず、畑へ移動し、さつまいもの苗付けからスタート。家族ごとに一列になり、苗付けの説明を受けます。みんな真剣な表情。小さいお子さんも分からないながらにも頑張ります。

 

 その後、手を洗ってから田んぼへ田舎道を通って移動。途中農家の方に挨拶をして、川を渡り、10分ほど歩くと田んぼが見えてきます。アイスと飲み物で一息ついてから、田植えを開始。植え方についてのレクチャーを受けたのちに、3つの田んぼに分かれて移動。いよいよ田んぼに足を入れます。

 ずんずん入って行く子もいれば、何とも言えない泥の感触に固まってしまう子や嫌がってお母さんにしがみつく子も。でも最初は嫌がっていた子も最後にはどろんこを楽しんでいました。

 田植えが終わったあとは近くの川や用水路で泥を落とし、最初の地点(公民館)まで戻ります。着替えを済ませ、農家の方(さかさがわ実りの里運営組合の皆さん)がもち米を蒸してくれていたので、臼と杵でお餅つきを開始。初めて持つ杵の重さにびっくりし、落としてしまう子もいましたが、親子で協力して餅つきを楽しんでいる様子が見られました。

餅をついた後はお待ちかねのお餅の試食です。あんこ、きなこ、みたらし、紅葉おろし(大根おろしとかつおぶしをしょうゆで和えたもの)から好きな味を選びます。4種類を食べ比べする方もいれば、全部お好みの味にする方も。

何度も餅つきを体験し、「美味しい」とお餅を何度もおかわりする子もいました。

 前日に交流会をしたおかげか、お客様同士も仲良くなり、グループになって談笑する姿も見られました。スタッフに対してもフレンドリーに接してもらえました。

 秋には今回植えたさつまいもと稲の収穫があります。(10月を予定)今回植えた作物がどうやって成長していくのかは、河津さくらの里しぶやのHPで不定期にお知らせします。また皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

▲おとなりサンデーのロゴ入りの横断幕やチラシなどを制作

開催日:令和6年6月8日(土)~9日(日)

参加者:渋谷区在住の親子 12組41名参加