2024年7月4日
【渋谷おとなりサンデー開催レポート3】ささはたカフェガーデン おとなりサンデー / ささはたカフェ(渋谷区幡ヶ谷)
渋谷おとなりサンデーとは?
毎年6月第1日曜日に開催される「渋谷おとなりサンデー」は、渋谷で暮らす人・はたらく人・学ぶ人・訪れる人、みんなが知り合い、つながるまちの交流イベント。BBQからクリーン活動まで、街じゅうでさまざまな企画が開催されています!
2024年6月2日(日)に開催された、8回目となる「渋谷おとなりサンデー」。
本記事では、笹幡包括支援センターのテラスで開催された「ささはたカフェガーデン おとなりサンデー」をご紹介!
笹幡包括支援センターは、幡ヶ谷の「ひだまり公園」に面した地域のみんなが集まれる場所。花と緑がいっぱいの素敵なガーデンを会場に、作ってその場で食べられる綿あめ作り体験や、七夕の短冊作りのワークショップが行われました。
「ささはたカフェ」グループは、笹塚・幡ヶ谷エリアで“まちのみんなの居場所づくり”をしているグループ。最大130人ほども集まる子ども食堂「ささはたっこ」、ガーデンテラスで生バイオリンのラジオ体操や軽食の提供をする「ささはたカフェガーデン」、認知症予防フレイル体操や軽食の提供などを行なう「オー!フレイルカフェ」など、毎週いろんなミニイベントを開催しています。
大人気! 甘くてふわふわ綿あめ作り
昔は夏祭りなどでよく見かけた綿あめ機で、自分だけの綿あめ作り。現代の子どもたちにはちょっと珍しい体験かもしれませんね。
昨年までは無料で提供していたところ、子どもたちが1日中大行列を作るほどの人気で大変(!)だったことから、今年からは1回100円に。それでも超・良心価格です。
当日は帝京短期大学の学生がサポート役をしていました。
どんな願い事をする? 七夕の短冊作り
「渋谷おとなりサンデー」の開催は毎年6月の第1日曜日。約1ヶ月後に七夕があるということで、七夕飾りを作るワークショップが行われました。帝京短期大学の学生が作ったハートの短冊がかわいい!
笹幡包括支援センターのスタッフさん、利用者さん、お手伝いさんも一緒に、願い事を書いた短冊を飾っていきます。「わたあめをかってもらえますように」「いつもけんこうにすごせますように」「地域のつながりが沢山ふえますように」etc。この願い、叶えたまえ〜!
BGMはアコースティックギターの生演奏
この日は懐かしい洋楽ロックのギターがBGM。「ささはたカフェガーデン」では、普段からギターやバイオリンの生演奏で会場を盛り上げているそう。生の音色が、訪れる人の心を結ぶ役割を果たしているのですね。いつもは第4土曜日の午後に、なんとバイオリン生演奏のラジオ体操第1第2を開催! 滅多にできない体験なので、気になる人はぜひ参加を。さわやかな風がふきわたり気持ちがいいですよ!
「居場所を通して知り合いが増えるように」
イベントの企画は、ささはたカフェガーデン主宰の森下利典さんと、渋谷区人権擁護委員会の幹事長・森下利江さん。「まちの色んな場所に居場所ができると、場所から場所を周遊するたびに知り合いが増え、話すようになり、互いに声掛けができるようになる。子どもから認知症の方まで、誰もが集える重層的な居場所づくりに取り組んでいます」と話してくれました。この日も、帝京短期大学の学生、施設の利用者さん、ボランティアさん、近所の子どもたちまで多くの人が森下さんたちを慕って集まっていましたよ。
ささはたカフェ
笹塚・幡ヶ谷エリアの人が気軽に立ち寄れる憩いの場。普段から商店街の事務所で月1回のカフェを開いたり、子ども食堂や健康体操などを行ったりと、重曹的な“居場所作り”に励んでいる。2024年2月にオープンした誰でも無料で使える空間「笹塚十号のいえ」の運営にも協力。